短母音と長母音ってなに?まずはざっくり理解しましょう!

英語の音には、「短く発音する母音(短母音)」と、「長く伸ばす母音(長母音)」があります。
これは、日本語でいう「お」と「おー」のような違いです。

英語の発音ではこの長さの違いが意味の違いになることがあるので、とても重要です!


目次

短母音(Short Vowel)とは?

短母音とは、その名のとおり、「短く・すばやく」発音する母音のことです。
1文字でパッと出すような、軽い音が多いです。

よく使われる短母音の例:

発音記号単語例(発音)意味
/æ/cat /kæt/
/ɪ/sit /sɪt/座る
/ʌ/cup /kʌp/カップ/コップ
/ɒ/hot /hɒt/暑い・熱い
/e/bed /bed/ベッド

文章で見てみましょう:

  • I sat on the bed with a hot cup of tea.
    (私は熱い紅茶のカップを持ってベッドに座りました。)

短く「パッ」と言う感じの音が多いですね。


長母音(Long Vowel)とは?

長母音は、短母音と違って「音を引っ張るように伸ばして」発音します。
日本語で言う「おー」「うー」に近い感覚です。

よく使われる長母音の例:

発音記号単語例(発音)意味
/iː/seat /siːt/座席
/uː/food /fuːd/食べ物
/ɑː/car /kɑː/
/ɔː/door /dɔːr/ドア
/ɜː/bird /bɜːd/

文章で見てみましょう:

  • The bird sat on the car near the door.
    (鳥がドアの近くの車に座っていた。)

伸ばして読む音があると、英語らしい響きが出てきます。


【短母音 vs 長母音】比較で理解を深めましょう!

短母音長母音意味の違い
bit /bɪt/beat /biːt/少し vs 打つ
ship /ʃɪp/sheep /ʃiːp/船 vs 羊
full /fʊl/fool /fuːl/満ちた vs ばか者
sit /sɪt/seat /siːt/座る vs 座席

このように、母音の長さが違うだけで、意味がガラッと変わるのです!


【重要】これも正しく理解しましょう!

「アルファベットが同じ ‘a’ なら、発音も同じでいいの?」

いいえ、綴りと発音は必ずしも一致しません
たとえば “cap” と “cape” は以下のようになります:

  • cap /kæp/ → 短母音(キャップ)
  • cape /keɪp/ → 二重母音(ケイプ)

音のルールを理解しないと、スペルが似ていても発音が全然違うということが起きます。


発音練習してみましょう!~声に出してアウトプット~

① bit / beat / bet / bat / but
→ 音の長さや口の開き方を意識して!

② ship / sheep / shot / short / shut
→ 舌と唇の形にも注目!

③ “I sit on the seat.”
→ /sɪt/ と /siːt/ の違いを感じ取る!


まとめ:短母音と長母音の違いは超重要!

今回の記事で母音のイメージを深められたでしょうか?

  • 英語は母音の長さで意味が変わることがある
  • 短母音は短くパッと、長母音は引っ張ってゆっくり発音

音を聞いて真似するだけでなく、自分でも録音して確認するのが効果的です。
毎日のアウトプットで確実に上達していきます。

焦らず一歩一歩進めていきましょう!

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